ダッシュボードのお手入れ方法は?キレイに保つための対策も解説

ダッシュボードは、車にとって重要な部品です。しかし、具体的にどの部分を指しているのか、どのように手入れを行えば良いのか分からないというケースもあるでしょう。今回は、ダッシュボードの概要にふれたうえで、お手入れ方法やキレイに保つための対策をみていきます。

車のダッシュボードについて

ここでは、車のダッシュボードについてみていきましょう。

①車のダッシュボードとは

ダッシュボードは、車内のフロント部分全体を意味しています。たとえば、ハンドルや計器類、カーオーディオといったパーツもダッシュボードの一部です。ただし、ダッシュボードの範囲や設置位置については、自動車メーカーによって異なります。

②ダッシュボードにはさまざまなパーツが埋め込まれている

ダッシュボードには、ハンドルやカーナビ、エアコンなど多種多様なパーツが埋め込まれています。車内のインテリアとしての役割があるため、デザイン性が重視される傾向です。

③ドライバーや同乗者を守る役割もある

自動車のダッシュボードは、事故が発生した場合に、衝撃の緩和や乗っている人たちの車外飛び出しを防止するといった安全確保の役割があります。また、ほとんどの車でエアバッグが搭載されているため、ドライバーや同乗者の生命を守る役割もあるといえるでしょう。

ダッシュボードのお手入れ方法

ダッシュボードを拭いている画像

ダッシュボードを手入れする際の方法をみていきます。

①ダッシュボードの手入れを行う際の手順

ダッシュボードの手入れを行う際の手順やポイントは次のとおりです。

1.粘着クリーナーや専用のホコリ取りブラシでホコリを取る
まずは、粘着クリーナーや専用のホコリ取りブラシを使用し、表面についているホコリを取り除きましょう。水拭き前に表面のホコリを取り除いておけば、ホコリが広がらないため、効率的に掃除を行えます。

2.クロスで水拭きする
次に、クロスでダッシュボードの水拭きを行います。ダッシュボードは主に樹脂パーツで作られているため、水拭きによって、素材をキズつけずにほとんどの汚れを落とすことが可能です。

3.落ちない汚れにはクリーナーを使用する
水拭きで落ちない汚れにはクリーナーを使用します。クリーナーを使用する場合は、拭きかけた後に時間を置いてから、乾燥したクロスで拭き取ります。

ダッシュボードの手入れを行う場合は、水拭きとクリーナーによる掃除が必要になる点は知っておきましょう。

②ダッシュボードクリーナーの種類

ダッシュボードの手入れに使用するクリーナーには、主にスプレータイプ、シートタイプ、ジェルタイプがあります。スプレータイプは洗浄成分を吹き付けて使用する点が特長です。直接ダッシュボードに吹き付ける製品と、クロスに吹き付けて使う製品があります。

シートタイプには洗浄成分が含まれているため、シートを取り出して拭き上げればキレイにできます。洗浄液が飛び散らず、車内での収納や持ち運びがしやすい点がメリットです。

ジェルタイプは、ジェル状の素材で汚れを付着させて取り除ける点が特長です。カーエアコンの吹出口など、クロスでは届きにくい部分の掃除に適しています。しかし、ジェルの汚れは基本的に水で洗い流せないため、使用するたびに交換が必要になる点はデメリットといえるでしょう。

ダッシュボードをキレイに保つための対策

車内の画像

ここでは、ダッシュボードをキレイに保つための対策をみていきましょう。

①外部の汚れから守る

紫外線カットフィルムを窓に貼れば、ダッシュボード劣化の原因となる紫外線から保護できます。また、シートカバーやキックガード、専用マットなども活用すれば、よりキズや汚れからダッシュボードを保護しやすくなります。

②定期的に清掃を行う

清掃を行うことで、ホコリや汚れを取り除くことが可能です。アレルギーの原因になるカビやダニの発生も防げます。定期的な清掃によって車内環境を良い状態に保ちましょう。