車に砂ボコリがついた場合の洗車方法と注意点は？予防方法なども解説

車のボディに付着する砂ボコリが気になっているという方も多いのではないでしょうか。仮に、付着したまま放置した場合は、キズやサビなど、車にダメージを負う原因となってしまいます。今回は、車に砂ボコリがついた場合の洗車方法と注意点、予防方法などについてみていきましょう。

車につく砂ボコリとは

ここでは、車につく砂ボコリの概要についてみていきましょう。成分や付着する原因などを知っておくことで洗車を実施しやすくなります。

①車につく砂ボコリに含まれているもの

車につく砂ボコリには、大気中のホコリや鉄粉、化学物質、黄砂といったさまざまな成分が含まれています。砂ボコリが車についたまま放置した場合、見た目の悪化に加え、キズやサビなどの原因となるため、早めに対処しましょう。

②こまめに手入れしても付着する

砂ボコリは風で舞い上がるため、こまめに手入れしていても車への付着を防ぐのは難しいといえます。運動場や公園が近くにある場合は、より砂ボコリが風で飛んできやすいため、被害を受けやすい状況になります。ボディの劣化を防ぎ、自車の塗装を長持ちさせるためにも定期的な洗車が必要です。

車に砂ボコリがついた場合の洗車方法と注意点

ここでは、車に砂ボコリがついた場合の洗車方法と注意点をみていきましょう。

①車に砂ボコリがついた場合の洗車方法

車に砂ボコリがついた場合の洗車方法は、次のとおりです。

1.ボディに水をかけて表面の砂ボコリを落とす
まずは、ボディ全体に上から水をかけて汚れを洗い流しましょう。水で洗い流す際は、高圧洗浄機を使用すると水圧でより効率的に汚れを洗い流すことが可能です。

2.カーシャンプーを使って洗う
次に、バケツなどの容器にカーシャンプーを適量入れて泡立て、スポンジやブラシに泡をたくさんつけて優しく洗います。洗う際はキズをつけないためにも、強く擦りすぎないことを意識してみましょう。

3.すすぎと拭き上げ
すすぎが不十分である場合は、カーシャンプーの成分が車に残って水アカの原因となります。そのため、十分な水をかけてすすぎを行うことが大切です。また、ボディに水滴がついたまま放置した場合は、水アカが車に付着してしまうことから、洗車用のマイクロファイバークロスなどで水滴を念入りに拭き取りましょう。

②洗車のタイミングと注意点

砂ボコリが酷い時期は、2週間に1回以上、洗車を行うことを推奨します。また、注意点として、車に砂ボコリがついた状態で、洗車機を使用すると洗車キズがつく原因となってしまいます。そのため、車に砂ボコリがついている場合は、できるだけ手洗い洗車を行いましょう。

砂ボコリの予防方法

ここでは、砂ボコリの予防方法をみていきます。

①雨風から保護する

屋根つき駐車場やカーポートなどで車を保管し、雨風に当たらないようにしましょう。屋外駐車の場合には、カバーを使用しての保護が有効な対策となります。仮に、ボディカバーの使用方法を誤った場合は、ボディに擦れてキズをつけてしまうため、正しい使用方法を確認することが大切です。

②ガラス系コーティングが有効

砂ボコリからボディを効果的に保護するためには、硬い被膜を形成するガラス系コーティングが有効です。ガラス系コーティングは撥水性にも優れ、ボディ表面に水滴や汚れがつきにくく、車体にツヤが出ます。また、車の汚れが落としやすくなるため、洗車を効率良く行えます。

砂ボコリによる車のダメージを防ぎたい場合は、ガラス系コーティングの施工を検討しましょう。