レザーシートの車に乗っている場合、コーティング施工を行っているケースもあると思います。しかし、コーティングの必要性について把握されていない方もいるでしょう。今回は、レザーシートの汚れや劣化原因、コーティング施工で得られる効果について解説していきます。
レザーシートの汚れや劣化原因
ここでは、レザーシートの汚れや劣化原因についてみていきましょう。
①水分の付着や車内での飲食
水分の付着や車内での飲食は、次のようなレザーシートの劣化につながります。
・水分が付着した状態で放置すると、硬化や変色につながる
・車内での飲食で油や着色のある飲みものが付着しすぐに対処しなければ、頑固な汚れになる
②紫外線や乾燥による劣化
レザーシートは紫外線や乾燥によって、次のような劣化につながります。
・太陽光の紫外線を長時間浴びると色褪せの原因となる
・温度や湿度の影響を受けやすく、乾燥した状態のままにしてしまうと油分が抜けてひび割れが起きる
③デニム生地からの色移り
新しいデニムや濃色の衣類は、摩擦や湿気でレザーシートに色移りが起きるケースが想定されます。また、デニムの染料がシートの表面に定着してしまった場合は、簡単に取り除けない点は知っておきましょう。
レザーシートのコーティング施工で得られる効果
ここでは、レザーシートのコーティング施工で得られる効果をみていきます。
①キズや型崩れの予防
乗り降りの際のシートの擦れや荷物のひっかきキズを予防可能です。また、摩擦による型崩れを防げるため、シートの形状維持につながる点はメリットです。
②防汚・防水効果
コーティングを施工した場合は、被膜が形成されるため、デニム生地の色移りの汚れを抑制できるといった防汚効果を得られます。また、被膜がシートを覆うため、飲みものや水分をこぼしても素材に染み込みにくいなど防水効果を得ることも可能だといえるでしょう。
③革本来の肌触りや質感の保持
コーティング施工を行ったとしても、シート本来の質感が損なわれることはありません。コーティングによって、より自然な質感や肌触りを長く維持できるためです。また、紫外線や乾燥の予防につながることから、劣化を防ぎ、見た目のキレイさを保ちやすくなります。
コーティング施工のタイミング
ここでは、コーティング施工のタイミングと施工方法についてみていきます。シートをキレイな状態で維持したい場合は、コーティング施工を検討しましょう。
①コーティング施工のタイミング
コーティング施工のタイミングとしては、新車として納品されたタイミングがおすすめです。本格的に使用する前に質の高いコーティングを施工すれば、硬い被膜がシートを覆うため、汚れがつきにくい・キズがつきにくいといった効果をより得やすくなります。また、汚れが落としやすくなり、メンテナンスを楽に行える点、新車時であれば、汚れやシワがない状態である点から、ツヤや質感を維持しやすくなる点は魅力だといえるでしょう。
②施工方法
レザーのコーティングはセルフによるコーティング施工が可能です。しかし、正しい使い方を行わなかった場合は、均一にコーティングがされず、ムラができて見た目が悪くなる可能性が高くなってしまいます。DIYによるコーティング施工に不安がある、より仕上がりを良くしたいと思う方は、プロへの依頼を検討しましょう。
プロに依頼すれば、均一にコーティングできることに加え、シートの素材や状態まで加味した施工が可能となります。
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