ガラス系コーティングは費用を安く抑えたいとDIYでの施工を検討する方も多いでしょう。しかし、下地処理が不十分、拭き残しなどが原因でムラができ、自分では原状復帰することもできなくなってしまうなど失敗するリスクは高くなってしまいます。今回はガラス系コーティングのDIYでの失敗例、専門店に依頼すべき理由などについてみていきます。
ガラス系コーティングのDIYでの失敗例
ここでは、ガラス系コーティングのDIYでの失敗例をみていきましょう。
➀施工ムラや施工漏れ
コーティング剤がボディに均等に塗り込まれていない場合、施工ムラが発生します。また、下地処理が不十分な場合は、逆にキズが目立ってしまうなどのリスクがある点も知っておきましょう。下地処理は研磨作業など技術と経験が必要となりますので、DIYでの実施は非常に困難な作業となります。
➁拭き残し
拭き残しは施工直後には分からず、ボディに対する光の当たり具合で気がつくケースが多いといえます。拭き残しはムラの原因となります。
➂作業開始の時間が遅い
ガラス系コーティングは硬化するまで時間がかかりやすいものです。そして、途中で水分に触れた場合、被膜にムラが生じやすくなります。また、遅い時間から施工すると夜間に結露で濡れるため、仕上がりが悪くなってしまいます。
ガラス系コーティングは失敗後の対処も大変
ここでは、ガラス系コーティングをDIYで施工して失敗した場合、対処が大変な理由をみていきましょう。
①硬化後は剥離が必要
ガラス系コーティングの硬化後に失敗に気づいた場合は、一度コーティングを剥離しなければなりません。また、剥離作業が必要なだけでなく、再度コーティング施工が必要になるなど時間や手間もかかります。
②剥離の際に車にダメージを与えるリスクがある
失敗したガラス系コーティングは、ケミカル剤やコンパウンドを使用しなければ落とすのは難しいでしょう。そして、自分で剥離しようとした場合、キズがつく、塗装にダメージを与えるといった車の劣化につながるリスクが高くなります。
加えて、剥離作業で剥離できていない箇所があれば、再施工しても失敗を繰り返すリスクがある点は知っておきましょう。
ガラス系コーティングは専門店に依頼すべき
ここでは、ガラス系コーティングを専門店に依頼すべき理由をみていきます。失敗したくない、仕上がりをキレイにしたいと考えている方は専門店への依頼を検討しましょう。
①専門店がおすすめの理由
専門店はコーティング専用ブースが設けられていることから、設備環境が整えられています。また、コーティングの知識や技術のあるスタッフが施工してくれるため、仕上がりが良い点も特徴です。
費用はかかるものの、自分で道具やコーティング剤などを用意する必要がなく、プロが全ての作業を行うため、安心して任せることができます。
②手間も時間も省ける
ガラス系コーティングは洗車や下地処理が必要など、施工に手間も時間もかかるコーティングです。DIYで失敗した場合は、剥離作業など手間のかかる作業が必要となります。プロに任せれば、自分で施工する手間も時間も省け、ムラや施工漏れなどの心配はありません。
失敗するリスクが気になる、車をキズつけずにガラス系コーティングを施工したい方は、プロへの依頼を検討しましょう。
最新の記事
-
READ
2024.12.20 レポート
「G'ZOXパートナープログラム」加盟店紹介動画…
READ
2024.12.12 レポート
実感!G’ZOX~長谷川穂積編~
READ
2024.12.11 メンテナンス
マフラーが故障したら交換は必要?トラブルの対応法…
READ
2024.11.27 ガラス系コーティング
車にボディコーティングを施工する目的は?施工後の…
人気の記事
-
READ
2022.11.30 カーケア
車の霜対策とは?霜が降りる原因などについても解説