コーティング施工を行っている車のドアやバックドアに凹みができた場合、修理時にはコーティングが剥がれます。今回は、ドアの凹みの修理時にコーティングが剥がれる理由、凹みを放置しないほうが良い理由をみていきます。
ドアの凹みの修理時にコーティングが剥がれる理由
ドアの凹みの修理時にコーティングが剥がれてしまう理由をみていきます。
①凹みの修理時にコーティングが剥がれる
ドアの凹みを修理する際には、コーティングを全て剥がす必要があります。そのため、修理を行った箇所のコーティングがなくなる点は知っておくと良いでしょう。
②損傷箇所を保護したい場合は再コーティング
損傷して修理を行った箇所を保護したいと考えている場合は、再コーティングが選択肢となります。基本的に再コーティングを行う場合は、部分的なコーティング施工となりますので、以前に実施したものと同じ種類のコーティングを施工することが良いでしょう。
車のドアの凹みを放置しないほうが良い理由
ここでは、車のドアの凹みを放置しないほうが良い理由をみていきましょう。
①凹みの放置は厳禁
小さな凹みであっても放置した場合、キズから塗装の下に雨水などが入り込み、ボディにサビを発生させます。場合によっては、パネル交換が必要なダメージを与えるため、小さな凹みでも早めに修理を行いましょう。
②凹みが小さくてもドア内部が損傷している可能性がある
交通事故などでドアをぶつけた場合、凹みが小さくてもドア内部が損傷しているケースも多くあります。ドア内部が損傷している場合、修理しても不具合が出るため、新品ドアへの交換が必要です。
ドアの凹みをプロに依頼するべき理由と修理費用の相場
ここからは、ドアの凹みがあるときにプロに依頼するべき理由と修理費用の相場をみていきます。
①プロに依頼するべき理由
専門知識を持ったプロに依頼すれば、設備の整った環境で専用工具を使用して修理してもらうことが可能です。そのため、凹みがあった形跡をほとんど残さずに修復できます。
また、車全体をチェックするため、自分が把握していなかった車のキズや凹みを指摘してもらえることがあります。修理依頼時に、車の引き取り・納車サービスを行っている場合は、車を一定期間預けている間に修理が完了するため手軽です。
②修理費用の相場
ドアの凹みの修理は、鈑金塗装のプロや自動車修理工場、ディーラーやカー用品店などで行うことが可能です。鈑金塗装のプロや自動車修理工場の修理技術は高い傾向にあるため、仕上がりの良さに期待できるものの、工場によって設備に差があるケースがあります。費用の相場は、小さな凹みであれば30,000円~50,000円程度です。
ディーラーは代車の無料提供を行うなどサービスが手厚く、凹みの修理とともに他の部分のメンテナンスを依頼できます。ただし、小さな凹みでも60,000円以上と費用の相場は高いといえるでしょう。
カー用品店でも凹みの修理を依頼できる場合があります。費用の相場は、小さな凹みであれば40,000円程度であるため、比較的安価な傾向にあります。ただし、専門店ではないため、大きな凹みの場合、修理を受け付けられないケースも少なくありません。
それぞれの特長や費用の相場が異なるため、修理を検討する際は依頼するプロを慎重に選びましょう。
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