車の天井部分にあたるルーフは目視がしづらく、いつの間に劣化が進んでいることも珍しくありません。ルーフは、車の中でも外的要因の影響を受けやすく、劣化しやすい部分の一つです。今回は、ルーフが劣化してしまう原因やその対処方法などについて詳しくご紹介します。
ルーフが劣化する原因とは
ルーフが劣化する原因としては、大きくは主に以下の2つが考えられます。
・外的要因による影響を受けやすい
ルーフは、外的要因による劣化が起こりやすい部分です。車の天井部分にあたるため、紫外線・酸性雨・鳥のフンなどの影響を直接受けてしまい、キズや汚れが発生します。雪の多い地域では、雪の塊や電線についた氷などがルーフに落下し、キズがついてしまうこともあります。
・目視のしづらさによる汚れ・キズの放置
車高の高いクルマなどは特に、ルーフ全体を確認するためには、脚立などが必要です。他の部分に比べて目視がしづらい位置にあるため、確認が行き届かず、汚れなどを放置すること知らず知らずのうちに劣化が進行してしまいます。鳥のフンや虫の死骸などがルーフに付着していた場合、放置すると塗装に大きなダメージを与えることになります。また、ルーフにキズが付いた場合、放置すると雨水などの影響によってサビが発生します。
ルーフの劣化を予防する方法
ルーフの劣化を予防するには、以下のような方法が有効です。
1.ボディカバーを使用する
ルーフの劣化を予防するには、保管時にボディカバーを使用しましょう。ボディカバーを使用すれば、紫外線・鳥のフン・虫の死骸・雨水など、外的要因による影響を最小限に抑えることができます。屋根付きの駐車場やガレージに駐車できない場合は、可能な限り車にボディカバーをかけましょう。
2.洗車や目視による確認をこまめに行う
洗車を定期的に行うことで、鳥のフンや虫の死骸など、塗装にダメージを与える汚れを洗い流すことができます。脚立などでルーフ全体を確認し、少しでも汚れがついている場合は、すぐに流水で洗い流しましょう。ルーフの確認・洗車を定期的に行えば、劣化につながる汚れを放置することなく洗い流すことができます。劣化予防のためにも、定期的にルーフの確認・洗車を行いましょう。
ルーフの劣化予防にはガラス系コーティングを
ガラス系コーティングの施工は、ルーフの劣化予防に効果的です。ガラス系コーティングを施工すると、車の塗装面にガラスの組成に似た非常に硬い被膜が形成され、劣化につながる汚れが付着しにくくなります。
またコーティング被膜により、紫外線や雨水が塗装面に直接触れることがなくなります。万が一汚れが付着していたとしても、洗い流しやすく、洗車の手間を最小限に抑えることができます。ガラス系コーティングは、走行中に発生する汚れやキズからもボディを守ってくれるため、美しい塗装面を長期間維持することができます。
ルーフの劣化予防のためにも愛車の美観を長期間維持するためにも、ガラス系コーティングの施工を検討してみてください。
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