春先になると飛散する花粉。毎年花粉症の症状に悩まされている人も多いですが、花粉は人間の体だけではなく、車にとっても大敵です。ボディにキズがつくだけではなく、放置しておくとボディの腐食などの原因になることもあります。今回は、花粉が車のボディに与える影響についてご紹介します。
■花粉の発生とボディへの影響
花粉の発生する時期、ボディへの影響を解説します。
①花粉の時期
花粉が飛散する量のピークが3月~4月でこの時期にスギ花粉などが飛散しやすいため、花粉が飛散するのは春というイメージを持たれがちです。
しかし、実際は地域や花粉の種類によって飛散の時期が異なっているため、花粉はほかの季節にも飛散しています。
②なぜボディを腐食させるのか
花粉は車のボディに付着した後、放置した状態で雨などに濡れて水分を含んだ際、酸性の成分を排出します。この状態で車のボディが乾燥すると、成分が塗装面に侵食しボディの腐食の原因となります。
花粉がついたまま放置せず、洗車などで車の花粉を落とすことが大切です。
■車についた花粉の正しい洗車方法
車についた花粉を落とすための洗車方法は、大きく以下の通りです。
①こまめな洗車
花粉が多い時期は車のボディへの付着が多くなります。その状態で雨などに濡れて乾燥する前に早めの洗車が必要です。
花粉が多い時期はいつもよりも洗車の頻度をあげることで、花粉に対応することができます。
②いつもより念入りに水洗いを
花粉を水で洗い流さずに拭いてしまうと、花粉によるボディのキズつきにつながります。また、シャンプー前に花粉を落としていなければシャンプー時に花粉を引きずってしまい、ボディがキズついてしまうことも。こうしたリスクを避けるためにも、洗車時には時間をかけて念入りに水洗いしてから洗車を行いましょう。
■ガラス系コーティングで愛車の花粉予防を
愛車の花粉予防の対策として効果的なのが、ガラス系コーティングです。ガラス系コーティングを施工するとボディ表面が硬い被膜で覆われるため、車のボディへ直接花粉が付着しなくなります。さらに小さなキズや汚れも防ぎつつ、ボディにツヤや輝きを与えられます。
また、ガラス系コーティングを施工すれば、ボディに直接付着するよりも花粉の付着をある程度防げるため、洗車などで簡単に花粉を落としやすくなります。
花粉が多い時期は、車が傷みやすい時期なので、念入りな水洗いやこまめな洗車を心掛けましょう。また、車に花粉をつきにくくしたい方、車をキレイな状態にしたい方は、花粉対策としてガラス系コーティングの施工を検討してみてください。
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