レジャーに出かける際は長距離ドライブになることが多く、車内での飲食などが増えてくることもあります。また、靴などに泥が付着して車内が汚れることも珍しくありません。冬季の長距離ドライブ後は、車内の大掃除を行いましょう。その方法とポイントをご紹介します。
■食べこぼし・泥・タバコのニオイ……車内は汚れとニオイがいっぱい
車内が汚れたり、ニオイが付いたりする原因は以下の3つです。
1.車内での飲食
家族や友達と車で出かけた後は、食べかすや食べこぼし、飲料のこぼれなどによって車内が汚れることがあります。こうした汚れを放置していると、シミやニオイのもとになるだけでなく、ダニやカビが発生する原因にもなります。
2.ペットと乗車
ペットを車に乗せて出かけた後に気になるのが抜け毛やニオイです。シャンプーなどの手入れが行き届いていても、ペットの毛や皮脂がシートに付着するとニオイが発生します。
3.冬場は汚れが付きやすい
冬場は雪などの影響で地面が濡れやすくなる時期。雪と泥が混じった汚れが靴に付着し、そのまま車に乗ると、フロアマットやシートが汚れてしまいます。
■短時間でキレイに!車内クリーニングのコツ
車内クリーニングに、特別な道具は必要ありません。掃除機・タオル・洗剤・柔軟剤など、一般的な掃除・洗濯用品で十分賄えます。
●シートの下・隙間を掃除機がけ
シートの下や隙間には砂、食べ物のカス、髪の毛などが落ちているので掃除機をかけましょう。掃除機をかける際は、フロアマットを外して可能な限りシートを動かして隅々まで徹底的に行います。
●薄めた洗濯用洗剤で拭き掃除
ハンドルやシフトノブ、メーターまわりは手アカやホコリが多い他、ダッシュボードやシートなども汚れやすい部分です。また、タバコを吸う方であれば天井も汚れている場合があります。そういった部分は、バケツなどに洗濯用洗剤を適量とり、水やお湯などで100倍程度に薄めてからタオルをひたして固く絞ってから拭いていくようにしましょう。
●フロアマットを洗う
フロアマットは、棒などで砂やホコリをはたき落とし、全体に掃除機をかけてから洗車ブラシで洗います。バケツに適量の洗濯用柔軟剤を入れ、水で50倍程度に薄めたものを利用すると仕上がりがソフトになります。マットを洗った後は、コーナー部分が地面を指すように干すと効率よく乾きます。洗ったフロアマットが完全に乾く前にセットすると、ニオイやダニの繁殖、カビの発生などの原因になるため注意しましょう。
■車内クリーニングに合わせて「エンジンまわりやバッテリー」の点検を
渋滞に巻き込まれたり、高速道路を長時間走行したり、ドライブ後はエンジンやバッテリーになにかと負担がかかるもの。車内クリーニングと合わせて、トラブルが起こっていないか、エンジンオイル・冷却水・バッテリーなどを点検しましょう。
レジャーのドライブ後は、汚れの沈着やニオイ予防のために車内をキレイにクリーニングしましょう。また、長距離ドライブの後は、エンジンやバッテリーに負荷がかかっている可能性があります。車の故障を防ぐためにも、エンジンまわりやバッテリーの点検をおすすめします。
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