帰省や旅行など、長距離ドライブは車にさまざまな負担を与えます。特にボディへの影響は大きく、ドライブ後にトラブルが発生していないかチェックすることが大切です。また、エンジンやブレーキなど、各パーツに関してもチェックが必要です。ここでは、長距離ドライブ後の車のチェックポイントについてご紹介します。
長距離ドライブでダメージを負ったボディ
ボディの劣化は、直射日光や酸性雨、鳥の糞などの飛散物、黄砂、PM2.5などの大気物質など、さまざまな外的要因によって引き起こされます。ドライブで長時間にわたって外の環境にさらされた車には、さまざまな汚れが付着しています。汚れを放置してしまうと塗装の劣化や退色をまねき、ボディの美しさが損なわれてしまいます。長距離ドライブの後、特に注意したいチェックポイントは飛散物です。長距離ドライブ後は鳥の糞や虫などが車体に当たり、ボディに飛び散っていることが多々あります。それらがそのまま固まると、洗車でもなかなかきれいに落とすことができなくなってしまいます。「無理に落とそうとして塗装が剥がれてしまった」というケースもあるので、できる限り早く対応することをおすすめします。
パーツにも負担がかかる長距離ドライブ
長距離ドライブは、ボディだけでなく車の部品にも目を向けることが大切です。長時間の運転は車への負担を増やし、パーツの故障を引き起こしてしまうケースもあります。車の内部をチェックして、トラブルが発生していないかを確認しましょう。
特に気をつけなければならないのは、次に車を運転する時です。故障に気づかないまま運転してしまい、「走行中に部品が完全壊れて、事故を起こしてしまった」というケースもあります。このような事態に遭遇しないためにも、エンジン、ブレーキ、タイヤなど、主要なパーツを中心にしっかり確認するようにしましょう。
次のドライブに備えて、ボディとパーツのメンテナンスを
ボディとパーツのチェックの次は、メンテナンスを行います。各種オイルや液の交換・補充、洗車、タイヤの空気圧調整など、ちょっとした手間が車のトラブルを予防します。より精密なチェックを行いたい場合は、整備の専門家にお願いするとよいでしょう。
ボディの汚れが気になる場合は、プロ施工コーティングを試してみてもよいかもしれません。プロ施工コーティングによって車に汚れがつきにくくなり、ボディの劣化や退色を防ぐことができます。長距離ドライブの後は、車を細かくチェックする良い機会。しっかりチェック、メンテナンスして、車を機能と美しさを保ちましょう。
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