地球温暖化など、社会全体が環境問題に注力している中、我々ドライバーにおいても「エコドライブ」を実践していく必要がある時代です。エコドライブとは、環境に配慮した運転のこと。なお、エコドライブは地球環境だけでなく、燃費にも配慮した運転方法です。
今回は、燃費をよくするためのエコドライブについていくつかご紹介します。
アクセルは踏みすぎず、踏まなさすぎず
車は、非常に重量のある乗り物です。コンパクトカーでも、総重量が1トンを超えることもあります。
車を急発進させると、ゆっくりと発進させる場合よりも余分に燃料を消費します。燃料を余計に消費させるということは、それだけ排気ガスも出るということ。すなわち、地球環境にも車の燃費にも悪影響を与えます。
基本的なエコドライブの方法のひとつに、「ふんわりアクセル」があります。ふんわりアクセルは、ゆっくりとアクセルを踏みながら発進させる運転方法です。なお、アクセルをふんわり踏みすぎて加速が遅すぎるのも燃費を悪化させる原因となるため注意が必要です。アクセルの踏み方のコツとしては、「最初の5秒で20km/h程度」になるよう踏み込むというもの。「踏みすぎず、踏まなさすぎず」がエコドライブのコツです。
無駄なアイドリングはやめる
荷物の積み下ろしや待ち合わせなどで車を停車させる場合、アイドリングをしていると無駄に燃料を消費してしまうことにつながるため注意が必要です。およそ10分間のアイドリングで、約130ccの燃料を消費するといわれています。荷物の積み下ろしや待ち合わせなど、ある程度の時間をかけて車を停車させる場合は、エンジンを切って車を停車させましょう。また、エンジンをかけたら時間を置くことなく、すぐに走り出すようにしましょう。
渋滞を避ける
渋滞の回避も、エコドライブのコツのひとつです。ノロノロと進んだり停まったりを繰り返す状態は、ガソリンを無駄に消費することにつながります。ガソリンを無駄に消費することで、燃費は悪化します。
エコドライブを実現するためには、渋滞をできるだけ避けることも大切です。外出する場合は渋滞のピークになる時間帯や時期を避けたり、カーナビなどで渋滞情報を事前にチェックして出掛けるようにするとよいでしょう。
以上、エコドライブについて代表的なものをいくつか紹介させていただきました。エコドライブを心掛けると、排気ガスの排出や騒音を減らすことができ、地球環境に優しいだけでなく、燃費をアップさせることにもつながります。エコドライブは運転に余裕を持たせることもでき、事故防止にもつながります。地球や燃費に優しく、トラブルも予防できるエコドライブを実践し、毎日のカーライフを快適に過ごしましょう。
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