キズや汚れから愛車を守り、ボディを美しく見せるガラス系コーティング。施工によって得られる効果は、長期にわたって持続します。そんなコーティングの効果を少しでも長く持続させるためには、日頃の洗車も大切です。
以下では、そんなガラス系コーティング後の正しい洗車方法についてご紹介します。
■使用するシャンプーは中性タイプ
ガラス系コーティング後の洗車は、水洗いかカーシャンプーを利用してのどちらかが鉄則です。シャンプー洗車は、中性タイプのカーシャンプーを使う必要があります。アルカリ性や酸性タイプのカーシャンプーはコーティング被膜に影響をおよぼす可能性があるため、中性タイプのカーシャンプーを使用しましょう。カー用品店などで“コーティング施工車対応”と表記のあるカーシャンプーを購入することが望ましいですが、どのようなシャンプーを使えばいいか分からない場合は、各種の専門店でスタッフに相談しましょう。
■正しい洗い方の順番
ガラス系コーティングを施工した車に行う正しいシャンプー洗車の手順は、次の通りです。
1.まずは水で汚れを洗い流す
カーシャンプーを使用する際、まずは水洗いでボディに付着した汚れをしっかりと洗い流しましょう。ボディに砂やホコリが付着した状態でカーシャンプーを使用すると摩擦によってキズが付いてしまう可能性があるため、カーシャンプー前に行う丁寧な水洗いは重要な工程となります。
水を流す際は、高いところから低いところへかけて水を流すようにしましょう。そうすることで、汚れが落ちやすくなります。
2.最初は足回りから
水をたっぷり使ってボディの汚れを洗い流した後はカーシャンプーを用いて洗車します。洗い始めは、タイヤやホイールのような足回り足元から洗うようにしましょう。最も汚れているであろう足回りを後回しにしてしまうと、せっかくボディがきれいになっても、足回りを洗ったときにボディに泥汚れなどが飛び散ってしまう場合があります。洗った箇所を汚さないためにも、タイヤやホイールなどの足元から洗うことが大切です。
3.ボディは優しくなでるように
タイヤやホイールなどを洗った後は、ボディを洗います。ボディを洗う際にはタイヤやホイールなどに使用したスポンジとは別のキレイなスポンジを使用するようにしましょう。ゴシゴシと力を入れて擦るのを避け、優しくなでるように洗うのがコツです。たっぷりの泡で汚れを浮かすためにも、スポンジはしっかりと泡立ててから使用します。なお、スポンジは摩擦抵抗の少ないキメ細やかな柔らかい素材のものを選ぶようにしましょう。
4.たっぷりの水でボディをすすぐ
カーシャンプーで全体的に洗車した後は、たっぷりの水でボディをすすぎます。水をかける際は水洗い時と同様高いところから低いところへかけて流していくのがコツです。シャンプー液洗剤が残ると乾燥後にシミになる可能性があるため、しっかりと水ですすぐことが大切です。
5.クロスで優しくかつ素早く拭き取る
全体的にきれいに洗い流した後は、ボディに付いた水滴をクロスで優しく拭き取ります。この際、水滴を素早く拭き取るのがコツです。拭き取りに時間をかけてしまうと水アカやシミの原因になってしまうため注意が必要です。素早く、なおかつ優しく拭き取るのがポイントです。
クロスもスポンジと同様、摩擦抵抗の少ないキメ細やかな柔らかい素材を選ぶことが大切です。コーティング施工車専用のクロスもあるので、そういったものを選ぶとよいでしょう。
洗車は「汚れたから洗う」というよりも「汚れを付着させないために洗う」という考えで取り組むことが大切です。定期的に正しい手順で洗車し、ガラス系コーティング後の愛車をより美しく保ちましょう。
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